『Kinky Boots』ミュージカルの舞台で生の三浦春馬さんに魅了された話
渋谷東急シアターオーブにて2019年4月に公演されたミュージカル『キンキーブーツ』。元子役でミュージカルが大好きなフリーライターの私が、三浦春馬さんと小池徹平さんのミュージカルを見てきた感想です!
『キンキーブーツ』日本版・シアターオーブ
高校生の頃は、小池徹平くんが大好き。
大人になってからラストシンデレラで三浦春馬くんにハマるという、ある意味・王道ルートな私。
ゆるっと推し二人が主演の、しかもミュージカル!
ということで、初演時に「見たい!!」と思いました。
しかしながら、
チケット取れないだろうなぁー、無理だよなー、
と、チケットを取る努力もせずあきらめていたのです。
しかし!!再演の情報解禁を聞いたとき、今度こそ!!と思い。
さらに、FNS歌謡祭のローラを見て、これはこれは絶対劇場にいかねば!!
と確信したわけです。
さすがテレビ、効果は絶大で、チケットは争奪戦。。。
やっとの思いで一枚だけゲット。
文字通り、チケットを握りしめて劇場へ。
三浦春馬のローラは、まさにローラそのものだった
三浦春馬さんは出てきた瞬間から観客の視線を一気に集め、くぎ付けにしてしまう、そんなローラでした。
見た目の美しさはもちろん、歌唱力、ヒールでのダンスすべてが、三浦春馬があのとき演じたからこそのローラだったと思うのです。
春馬さんは、地球ゴージャスやハンサムライブなどを長く舞台に出演しています。
歌も安定していて、ダンスももちろん、あのピンヒールで踊るのはかなりの訓練を積まないとできないこと。
エンジェルさんたちはアクロバットまで!ひぇ~!
私は長年クラシックバレエを踊ってきましたが、トウシューズと同じくらい大変かも。
観劇前に気になっていたこと三浦春馬さんの出来上がったボディについて
写真やゲネプロ映像を拝見し、観劇前は
「ドァラグクイーンで女性のドレスを着るなら、もうちょっとしなやかな筋肉でもよいのでは?」と思っていたのです。
ちょっとムキムキすぎるなぁ。。。と。
しかし、舞台の後半でなぜあそこまで鍛えていたのか、理由が判明しました。
幼いころボクシングのトレーニングを積んでいたローラ、ドンとボクシング対決をするシーンがあります。その時はもちろんドレスやヒールではなく、戦闘スタイル。美しい上半身のボディが舞台上に輝きます。
ここである程度の筋肉が必要だったのだなぁと。
お父様のことを思って歌う「 NOT MY FATHER’S SON」に涙し、クライマックスはもうノリノリでした。
CDを買って帰り、毎日歌っていたな~。
車で聞いていたら娘が覚えてしまい、「ある曲」は毎回飛ばさなければなりませんでしたが(笑)
映像化希望に署名集まる
今日、映像化の署名活動のニュースを読みました。
舞台を見た方、見に行かれなかった方。
もう「三浦春馬のローラ」を見ることが叶わないからこそ、こんなにたくさんの署名人数が集まったのでしょうね。
版権などの関係で難しいのは承知です、という発起人の方のメッセージが印象的でした。
映像化が難しいことはわかっている、でも声を上げていきたい、何かできることはないかという気持ちがすごく伝わってきました。
もう一度見たい。
それが、みなさんが願う「三浦春馬のキンキーブーツ」なのですね。
【公開された特別映像がこちら】
「あずき色はおばあちゃんの色。」
レッドが似合う気品あふれる凛としたローラを思い出し、
あるがままの自分を受け入れながら日々を過ごしています。